お知らせ

写真:色づいた銀杏

令和6年6月11日(火)
真言宗大阪市住職青葉まつり〈高野山参り〉

午前8時30分 難波発~午後6時 難波解散
皆さまとご一緒に高野山へお参りしたいと日帰りバスツアーを企画いたしました。山内の名所をご案内しました後、金堂にて法要を勤めます。お申し込み・お問い合わせは072-256-1550(なにわトラベルサービス・難波勇人)までお電話ください。(真言宗大阪市住職会主催)

毎月第1月曜日
仏画曼荼羅アート【法樂寺教室】

午後1時30分~3時30分 / くすのき文庫にて
今秋より始まりました仏画曼荼羅アート教室は和気あいあいとした雰囲気の中、各自のペースで写仏を楽しまれています。下地見本の仏画を和紙に写し取り、その周りに般若心経を書いていただきます。当日シャーペンと消しゴムをご持参ください。初参加(体験)の場合は千円、次回より二千円(共に材料費込)。どなたでも挑戦していただけますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
お申し込み・お問い合わせは下記まで。
講師:渡邉雄二〈090-3658-7804・ipc@wa2.so-net.ne.jp〉

法樂寺案内

写真:法樂寺山門

法樂寺縁起

法樂寺の山号は紫金山、院号を小松院と号す、真言宗泉涌寺派大本山です。御本尊に大聖不動明王をお祀りし、近代以来、大正期頃から「たなべのお不動さん」の名で親しまれています。寺の開基は平清盛の嫡子、小松内大臣平重盛と伝えられ、院号の小松院は重盛が「小松の大臣」と呼ばれたことに因みます。

当時の伝説によれば、日ごろ仏法に深く帰依していた重盛は、宗国育王山へ妙典という船頭に黄金三千両を託して結縁を求めました。妙典は宗国へ渡り、育王山の方丈、仏照禅師に逢い、三千両を供えました。仏照禅師は重盛公の仏法によせる志の篤さを感、育王伝来の仏舎利二顆を贈ってその篤志に報いられたと言います。それは「南宋第二主孝宗淳煕二年、本邦高倉安元元年乙未也(1175)」のことでじあったと伝承されています。重盛はこの阿育王山伝来の仏舎利を奉り、平治の乱に滅びた源氏の棟梁源の義朝公の念持仏、如意輪観音像を安置。怨親平等に平家、源氏の菩提を篤く弔うことを願い、治承2年(1178)摂津田辺の地に寺を建立したといいます。以上が法樂寺の濫觴とされ、治承建立の伽藍は戦国末、元亀のころまで護持され「殿堂壮麗にして巍々たり」と当寺では伝説されています。

しかしながら、寺記に「正親町帝元亀二年(1571)辛未、秋九月信長摂を撃つ」とあり、その戦火に巻き込まれて寺は灰燼に帰しています。しかし、正徳元年(1711)洪善普摂が三僧坊の一つ河内の野中寺より晋山、その復興が図られるに際し、大和大宇陀三万一千二百石を領した松山藩織田家の殿舎を譲り受けています。今日の山門、本堂がそれです。

霊場札所としての法樂寺

現在、法樂寺は以下に挙げた五つの霊場札所として登録されており、日々種々様々な参拝者をお迎えしています。

近畿三十六不動尊 https://fudo36.net/
大阪十三仏霊場 http://ojm.main.jp/website.html
神仏霊場 https://shinbutsureijou.net/
役行者霊跡札所 http://www.ubasoku.jp/
摂津国八十八ヶ所 http://shj.main.jp/

法樂寺の大楠

境内には見上げるほどの大楠があります。大きく枝を広げ青々と茂る楠は延々と続く歴史であり、日々変化し命を続ける生命力の証でもあります。その樹齢八百余年。法樂寺の開山当初よりこの地にある楠は、重なる困難の中、仏法を護り復興に身を捧げた大勢の僧侶、時代に翻弄されながら仏教に救いと生きる指針を求めた多くの人々を絶えず見守って来た証人でしょう。昭和45年より大阪市保存樹林指定を受けています。

慈雲尊者

近世には江戸後期の慈雲(1718-1805)が13歳の時、法樂寺で出家得度しています。『日本史小辞典』の「じうん」の項には「慈雲、江戸時代後期の僧。諱は飲光、百不知童子と自称した。俗姓は上月氏、浪華の人。河内法樂寺貞紀の弟子となり剃髪。はじめて真言正法律を唱えた。慈雲は見識卓越、一宗に拘泥せず、顕・密・禅を兼ね神道、儒教にも造詣が深かった」とあります。

たなべ大根

近年地場の伝統野菜の復興に力を入れている市町村が目立ちます。法樂寺のある田辺地域は江戸時代「田辺大根」の生産地でした。法樂寺の周辺も土壌がよく、お寺の西門横に畑があったことに因んで「横門大根」として知られました。現在、地域の方々や学校で田辺大根が栽培されています。12月28日の納め不動ではお参りの方々に田辺大根を使った大根炊きのおふるまいがあります。

寺行事案内

写真:大般若法会の様子

月並行事

弘法大師縁日(毎月21日) / 写経12時・勤行14時・法話15時
不動明王縁日(毎月28日) / 不動護摩10時・14時

年中行事

1月 1-3日 歳旦吉祥護摩供
1月 28日 たなべ不動尊大祭(大般若転読会・柴燈護摩供)
2月 1-7日 星供(節分)
3月 21日 春季彼岸会
4月 8日 花祭り(仏陀釈尊降誕会)
5月 28日 たなべ不動尊大祭(柴燈護摩供)
6月 21日 青葉祭り(弘法大師降誕会)
8月 15日 盂蘭盆会(精霊流し)
8月 18日 施餓鬼会
8月 23日 地蔵盆
9月 23日 秋季彼岸会
9月 28日 たなべ不動尊大祭(柴燈護摩供)
10月 21日 四国八十八ヶ所お砂踏み
12月 21日 納め大師
12月 28日 納め不動
12月 31日 除夜の鐘

法樂寺便り

写真:法樂寺境内にある樹齢800年の楠木

法樂寺住職 小松光昭

2024年1月

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

新しい年を迎えました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今年は辰の年。辰心功成、強い心をもって活力旺盛に成長し運が開けるといわれています。快活な 気運の中、辰のように勢いのある活躍を見せたいものです。
生活や価値観が多様化する中、宗教離れという言葉も耳にします。歴史を俯瞰すれば仏教も興隆と衰退を繰り返してきました。それでも何世紀も途切れなく伝えられてきた教えを今の時代と共に編んでいく、その大切さを感じています。
法樂寺も多くの方に門をくぐって頂きたく、年間の仏事行事を粛々と執り行い、また研修会や高野山へのバスツアーなどさまざまな催しも開催していく予定です。どうぞご参加ください。

雑記

◆魚籃観音さま(川原啓秀作・法樂寺蔵)のお厨子の制作をあさば仏教美術工房へお願いし、9月に行いましたあさば仏教美術展でお披露目をいたしました。見事な鯉と波しぶき上がる岩屋の中に納められた魚籃観音さま、躍動感のあるお厨子となりました。魚籃観音さまもお慶びだと嬉しいです。お飾りする垂れ幕も制作予定です。

交通案内

所在地

〒546-0035 大阪市東住吉区山坂1-18-30
真言宗泉涌寺派大本山 法樂寺
TEL: 06-6621-2103 / FAX: 06-6623-2103 / MAIL: info@horakuji.com
開門時間 / 6:00-17:00

Address

HORAKUJI temple
1-18-30 Yamasaka, Higashisumiyoshi-ku, Osaka City, 546-0035
Phone: 06-6621-2103 / Fax: 06-6623-2103 / Mail: info@horakuji.com
Opening hour / 6:00-17:00

駐車場

自動車でお越しの方には、法樂寺左隣(東側)と裏(北側)に参詣者用駐車場(無料)があります。ただし、東側および北側駐車場への道は車が1台やっと通れるほどの道幅しか無いので、歩行者や対向車など通行には十分お気をつけください。

Parking lot

We have two free parking lots for visitors, which located eastside and northside of the temple.
(Notice: Please be aware that the access road to the parking lot is quite narrow.)

最寄駅

JR阪和線「南田辺」駅から徒歩4分
大阪メトロ谷町線「田辺」駅から徒歩10分

Direction

4 minuites on foot from Minami-Tanabe station, Hanwa line (JR-West).
10 minuites on foot from Tanabe station, Tanimachi line (Osaka Metro).

小坂奇石記念館 リーヴスギャラリー

写真:小坂奇石記念館ホール

リーヴスギャラリー小坂奇石記念館は、平成9年(1997)10月、法樂寺境内の一隅にギャラリーおよびホールを併設して開館した小さな美術館です。

当寺にほど近い山坂を拠点に活動した小坂奇石(1901-1991)の記念館としてその遺作400余点を所蔵し、毎年11中旬~12月初旬の1ヶ月間展示しています。小坂奇石は日本書壇に一時代を築いた現代日本書道界を代表する書家の一人で、「奇石体」「奇石流」と呼ばれる独自の書風を確立。書家としては初めて「日本芸術院恩賜賞」を1981年に受賞しています。

記念館では小坂奇石の遺作の他にもまた、法樂寺に伝えられた、あるいは近年収集した数々の仏教美術品を展示し、現代に活躍する仏教関係の藝術家作品の発表の場を呈することを目的に活動しています。

利用案内

開館時間:10:00-16:00
休館日:展覧会会期中は毎週月曜日。会期以外は休館。
(休館日・奉賛料は展覧会によって変更あり)
奉賛料:300円

《定期展覧会》

1月 奉納絵馬展
5月 大曼荼羅展
9月 あさば仏教美術展
11月 小坂奇石展

連絡先

〒546-0035
大阪市東住吉区山坂1-18-30 法楽寺境内
リーヴスギャラリー小坂奇石記念館
TEL:06-6626-2805
FAX:06-6623-2103
MAIL: info@horakuji.com