真言宗泉涌寺派大本山 法楽寺

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1.法楽寺別院 正楽寺

写真:正楽寺梵鐘落成法要(2016.11.28)

霊仙院正楽寺

法楽寺の別院、正楽寺(しょうらくじ)は、滋賀県は栗東にある真言宗の寺院です。山号は碧雲山(へきうんざん)、院号は霊仙院(りょうせんいん)です。

本尊 阿弥陀三尊

 

本尊は阿弥陀如来で、左に観音菩薩、右に勢至菩薩を配した、いわゆる阿弥陀三尊です。阿弥陀如来の本願を成就すべく、観音菩薩が慈悲を、勢至菩薩が智慧をつかさどられて脇に控えられております。

正楽寺の歴史

正楽寺の歴史は古く、藤原時代にまでさかのぼることができます。しかし、このお寺にも栄枯盛衰がありました。ごく最近でも、住職不在が長く続いたため、荒れるにまかせているよ うな状況だったのです。

しかし、平成14年5月より、正楽寺に法楽寺住職が入寺。毎朝夕の勤行を営み、人々の力添えをいただきながら、現在お寺がよみがえりつつ あります。

当寺の本尊阿弥陀如来も、「よみがえりの阿弥陀さん」、「よみがえった阿弥陀さん」と呼ばれ、地域の方々に親しまれております。

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2.日本人唯一の三蔵法師 霊仙

霊仙寺の名の由来

正楽寺の所在する地名「霊仙寺」、また当寺の院号の「霊仙院」は、平安時代初頭に弘法大師や伝教大師と共に、遣唐船で中国に渡られた「霊仙(りょうせん)三蔵法師」にちなむものです。

三蔵法師とは

ところで、「三蔵」とは、本来「経蔵・律蔵・論蔵」との三つに分類された、仏教聖典の総称です。

しかし、中国において、経典などをサンスクリット(古代印度から今に伝わる聖なる言葉。一般に梵語と言われる)や中央アジア言語などから、漢語に翻訳する僧侶、またその三蔵の内容に通じている学徳優れた僧侶に贈られる称号ともなりました。 これを正式には「三蔵法師(さんぞうほうし)」と言い、略して「三蔵」というのです。

一般には、特に『西遊記』などで有名な、「玄奘(げんじょう)三蔵法師」が有名かと思われます。玄奘は、深く仏教の教理に通じ、また多数の経典を、命がけでインドより中国に持ち帰って翻訳されたので、三蔵法師の称号をもって親しまれているのです。

日本唯一の三蔵法師

さて、この正楽寺に縁ある「霊仙三蔵」は、なんと日本人で唯一、三蔵法師の称号を贈られた方です。さきほども申しましたように、霊仙三蔵は、弘法大師空海や伝教大師最澄らと共に、遣唐使船で中国に渡っ た僧侶の一人でした。

伝教大師は予定通りの数ヶ月後に、弘法大師は二十ヶ年の留学期間を無視し、密教を伝えるために敢えて二年足らずで日本に帰っています。

しかし、霊仙は、留学僧(るがくそう)の任期である二十年間余り、中国という異国の地に留まって苦学し、仏教の研鑽に励まれたのです。結果、霊仙は三蔵法師の称号を中国皇帝より贈られ、日本人でその称を得た、唯一の栄誉ある僧となったのです。画像:境内に咲く紫陽花

非業の死を遂げた不世出の三蔵

しかしながら、霊仙三蔵の最期は、五台山にて何者かに毒殺された、と伝えられており、日本唯一の三蔵法師の最後は非業のものだったようです。

過去に日本人の三蔵法師がいたことは、つい最近になってようやく世に知られたことで、今も世にほとんど知られていません。そのような不世出の高徳と、栗東は霊仙寺の地に建つこの霊仙院正楽寺は、深いゆかりがあるようです。

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3.正楽寺行事案内

二度目の緊急事態宣言も解除。予断はできませんが、なにかホッと いたしました。皆さまには厳しい状況の中いかがお過ごしでしょうか。
今年は二月中に四月上旬の暖かさといわれ、三月が抜け落ちてし まったような気候でした。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、どんな  服装にしようかと戸惑いを覚える日々です。でも、暖かいのは歓迎です。お寺の境内に咲くお花のパレード、花々の春を感じてください。

彼岸会法要 3月21日(日)

午前9時〜午後3時30分 随時法要
当日、上記時間内でご都合のよいお時間にお参りください。お焼香をし、お供物を受け、お塔婆にお水向けをしてください。
*お越しになられないお方は、お電話、郵送でお申し込みください。お寺が代わってお水向けをし、ご回向とさせていただきます。お供物は後日郵送いたします(お布施は事前でも後日でもお供えをしてください)。

彼四国八十八ヵ所 伊予一国参り・・・延期

四十四番大宝寺から六十九番観音寺まで。九月下旬〜十月上旬の予定をしております。 また改めてご案内をさせていただきます。

花まつり―釈尊誕生お祝い 4月8日(木)朝から夕方まで

今年も花御堂を荘厳します。お参りお待ち申し上げます

ちょっと一言

手と手を合わせ、合掌する姿は人としてとても美しい姿です。その手は親指・人差し指・中指・薬指・小指。その五本の指の高さはバラバラです。その指一つ一つに働きがあります。そして、物を掴んだり、お箸が持てたり、鉛筆を握ることができるのも違いがあるからです。
金子みすゞの詩の一節に「みんなちがって、みんないい〈私と小鳥と鈴と〉」とあり ます。手を合わせることは自然の姿ですが、いつも合掌の姿を思い出し、大切にして ください。子どもたちのいじめも、意地悪も、大人社会のパワハラも、この合掌の姿 をもって克服したいです。 昔々、父が「どの指を切っても痛いよ」といった言葉が、この歳を迎え心にしみます。
【正樂寺住職 小松庸祐】


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4.正楽寺への交通案内

アクセスマップ

以下の地図では、地図左側にあるいくつかのパネルを操作するか、地図上を直接クリック&ドラッグすることによって、表示箇所の移動や縮尺の拡大・縮小など自由に行うことが可能です。また、右上のパネルを操作することによって、航空写真などの表示に切り替えることも可能です。

さらに大きな地図を印刷などするためにご利用の場合は、グーグルマップを参照して下さい。別ウインドが開いてリンク先サイトを表示します。

所在地

〒520−3035
滋賀県栗東市霊仙寺6−3−1
電話:077−554−9548
FAX:077−554−9554

リンク

びわ湖108霊場公式ホームページ
http://biwa108.jp/
(第百二番・正楽寺)

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